学校・大型施設・マンション・オフィスビル・商業施設の排水管更生では、塗布式ライニング工法(樹脂を管内面に付着させライニングする方法)ではなく、主にFRPライニング工事を行っています。
FRP製ライニング工法は、芯材に樹脂を染み込ませて既設管の内側に新たなプラスチック製(FRP製)のパイプを形成する方法で、「パイプの中にパイプを作る」工事です。
FPRライニング工事の大きな特徴として、耐久性が優れており、経年劣化による剥がれ、ひび割れがありません。工法メーカーがうたっている工事保証期間は20年もあり、非常に長持ちします。また、排水管を交換する必要がない為、コストを削減して工事を行う事ができます。
古い配管の撤去が不要で、従来の交換工事よりも低コストで施工できます。
交換工事のおよそ1/3ほどの期間で施工できます。
ライニング材(FRP製)は劣化しにくく、長期にわたって使用でき、耐震性も高いです。
漏水・詰まりはもちろん、埋設管などの交換工事が難しい特殊な配管でも、当社のライニング工事にお任せ下さい。
また、従来の更新工事よりも工期が短縮できるため、生産ラインの停止期間を最小限に抑えられます。
従来の更新(交換)工事が困難な配管をFRPライニング工法にて新しいパイプを形成します。
交換工事と比べて工期が短縮できる。
つなぎ目のないパイプに形成される為、 漏水や地震による脱落がなくなる。
FRPライニング後は管内の流速が向上し、 メンテナンスもしやすくなります。
工事方法としてモルタル塗布補修とFRP更生工事と2種類あります。
モルタル塗布補修は主にコンクリート躯体表層の劣化等に用いられる方法です。劣化したコンクリート部分を剥離させ、新たにモルタル塗布にて表層部分を補修する工事です。特徴は、劣化部分の補修、防食補修工事(表層部分の劣化改善)ができることです。
FRP更生工法はコンクリート躯体の強度が欠損している等のケースで効果的です。
従来では躯体の強度が欠損していると既存の躯体を大幅に改良する工事が必要です。コンクリートと骨組みである鉄筋を新たに新しくする大規模な工事が必要となります。
FRP更生工法は既存躯体の状態にFRPパネルと裏込め充填材により新たに新設同様に更生する工法です。
従来の大規模な工事と比較すると工期短縮(約1/3)と工事費用も抑えられます。また、更生後は表層部分にFRP製パネルで構築されている為、劣化や浸食等の防食にも最適です。